空調機の電装盤用冷却ファンを交換しました。
空調機の作動時、電装盤内の熱を逃がすために盤用の冷却ファンが連動します。
以前、冷却ファンが連動していない空調機の冷却ファンを交換しました。
※その時の様子はこちら↓
https://www.johnan-service.co.jp/info/11249.html
今回も同様の症状になっている空調機を発見しました。
今回、ファンの設置場所が狭く、手前のインバータを一時撤去しなくてはなりませんでした。
まず、インバータを撤去します。
のちに再取付するため、撤去前にインバータの電源、および制御配線の配置を記録しておきます。
続いて冷却ファンを撤去します。
左が新品、右が撤去品です。
内部のベアリング不良により、羽根が固着していました。
次は復旧です。
まず新品の冷却ファンを取り付け、その後インバータを再取付します。
取付後、試運転を行います。
インバータ作動中に冷却ファンが連動していることを確認し、作業完了です。
冷却ファンが停止すると、インバータがオーバーヒートして停止してしまい、結果的に空調機が運転できなくなる恐れがあります。
小さな部品ですが、定期的な確認と異常の早期発見・早期交換が重要です。