今回は音響用電源の渡り線工事を行いましたので、そちらを紹介します。
実習室内分電盤から他の実習室への天井裏経由の電源線渡しの工事になります。
今回こちらの分電盤から別の
実習室に音響用電源の渡り線を
4系統分送ります。
赤矢印は配線ルートの予定です。
赤枠のところに壁に穴をあけて
電源を通す配管を設置いたします。
穴をあける際に壁の支柱が
無いか確認をしてから
穴をあけます。
支柱があるときは支柱から
ずらして穴をあけます。
穴をあけて配管を入れた写真です。
耐火パテという物を配管に
巻きつけます。
万が一、火災があった場合
耐火パテにより火を押さえる
事ができます。
電源ケーブルを配管に
通した写真です。
電源ケーブルと配管を
熱膨張耐火材で固定し
配管内にすき間が無いように
致します。
C型コンセントをケーブルに
接続前の写真です。
(送り先のC型コンセント)
C型コンセントをケーブルに
接続後の写真です。
(分電盤側のC型コンセント)
こちらが送り先の電源線
になります。
分電盤にケーブルを
通した写真です。
分電盤のプラ盤に穴を開け
防火パテですき間を埋めます。
実習室内の配線は分電盤内
C型差込口に接続します。
ケーブルは室内の壁にフックを
取付けて固定しました。
接続後、絶縁測定及び
電圧測定を実施し、異常がない
ことを確認して工事完了と
なります。