今回は空調用冷却塔整備と共に配管薬品洗浄を実施しましたのでその様子をご紹介いたします。
今回整備する冷却塔になります。
冷却塔は冷房設備を使用する際必要不可欠な設備になります。その為暖房から冷房に切り替える前に整備を行います。
冷却塔ファンのVベルト点検です。
Vベルトの張り具合や亀裂が無いか点検しています。
冷却塔の散水皿を清掃します。
散水皿の上に砂や汚れが詰まると冷却水が溢れてしまったり、充填材の能力が低下する恐れがあるため、清掃が必要になります。
次に充填材を清掃します。
充填材には藻が発生しやすい為設備の衛生面を守る為、清掃を行います。
充填材清掃途中の様子です。
清掃することにより藻が無くなり綺麗になっている様子が分かると思います。
清掃後の様子です。
充填材に藻が無くなり綺麗になりました。
散水皿、充填材清掃が終了した後今度は冷却塔槽内の清掃を実施します。
清掃した後、水を補給し薬品洗浄の準備を行います。
水が補給されたら冷却水配管内の洗浄を行います。
配管洗浄専用の薬品を投入し、ポンプを運転ししばらく配管内に薬品を循環させます。
配管内に薬品を循環した時間を見計らって一度冷却塔内にある水を排水します。
その後Yストレーナーを外し清掃を実施します。
Yストレーナーを清掃後、元に戻し再度冷却塔に水を張り、作業完了となります。
配管洗浄を行う事により、配管内のレジオネラ菌対策になり、更に配管内のスケールやスライム除去の効果がありますので熱交換率が改善し省エネ効果も期待されます。
弊社は設備のメンテナンスと共に省エネ対策にも力を入れております。設備や省エネのご相談御座いましたら是非、弊社にご連絡くださいませ。