研修センターを開設するにあたり、現場で実際に作業をしているメンバーによってどのような研修室にするのが一番いいのかなど話合い、自分たちで施工しています。
今年度入社した新入社員も一緒に作業を行っています。
新入社員には現場で作業を行った後に、会社で材料の拾い出しや器具・機器選定を行ってもらいました。
今回の研修センターでは実際に各機器を設置し、運転できる状態にすることにしました。
運転状態の各測定や、不具合があった際にどのように不具合箇所を断定するかを見極めるためです。この意見も実際に現場に携わっている者からでた意見でした。
ただ機械を置くのではなく、運転できる状態にして、若手社員をはじめ全員が勉強できるようにです。
タイミングよく本社の空調機が故障したので、研修センターに移設することにしました。
もちろん全て自社作業です。
移設前の空調機です。
空調機を撤去した状態です。
今回の工事では若手社員を中心に作業を行ってもらいました。
新設機器施工後です。
作業時間は半日で完了しました。
撤去した機器を研修センターに設置している様子です。
今回の機器はマルチ機器なので室内機が2台となります。
室内機は脚立を使用しなくても点検できる高さに設置します。
冷媒配管・ドレン配管・電源・リモコンなど全て施工状況が解りやすくするために一部露出で施工することにしました。
室外機も屋内に設置し、故障診断などができるようにしました。
今回の研修センターは大きく別けて3部屋あります。
空調・電気・給排水設備の研修室です。
電気設備の研修室では、工具や材料を覚えてもらうために、陳列させ、一目で解るようにしました。
また、INVを設置し、配線や設定などもできるようにしました。
電気設備室では各照明器具を展示し、実際に研修では安定器交換なども行ってもらいます。
その他には分電盤も設置し、回路を施工したり、分電盤内の部品の交換なども行ってもらいます。
現在まだ40%しか完了してませんが、早く研修センターを開設し、若手社員をはじめ、社内の技術力向上に力を入れていきたいと思っています。