近年照明設備は多様化及び顧客ニーズに伴い、様々な照明器具が採りいれられてきている中、今回は特殊な照明器具の点検及び管球類の交換作業の一例を御紹介致します。
建物概要
地上20階地下1階
延床面積
57,581.80㎡
航空障害灯照明器具
夜間に飛行機等が高層建築物に衝突をすることを避ける目印となる、
特殊照明設備です。
設置台数4ヶ所になります。
建物の頂きに設置されている為、高所作業が必要になります。
高所作業必要事項として
①安全帯着用
②ヘルメット着用
③工具の落下防止
④天候状況の把握
⑤作業員の健康状態
以上を確認し安全作業にあたります。
航空障害灯照明器具
点検内容
①破損状況
(本体・管球・碍子)
②経年劣化状況
(電気配線・パッキン)
③固定状況
(接続配線・管球・固定ビス)
上記の点検により必要に応じ部品交換を致します。
この航空障害灯は建物の約90mの位置に設置されている為、
強風や建物の振動の影響を受けて固定ビス等が緩み易くなります。
電気配線の端子固定状況確認
端子の増締の実施
照明器具のチェック状況
点検確認作業異常の有無を合図して、点灯試験に移ります。
点検結果
異常ありませんでした。
シャンデリア照明器具
管球交換及びケーシング作業中の写真になります。
シャンデリア照明器具の設置場所は吹抜けた区画に設置されやすく、
管球交換及びメンテナンスが非常に危険を伴います。
高所作業必要事項として
①安全帯着用
②ヘルメット着用
③工具の落下防止
④作業員の健康状態
以上を確認し、作業を行なっています。