空調機の電装盤用冷却ファンを交換しました。
空調機の作動時、電装盤内の熱を逃がすために冷却ファンが連動します。
点検時、送風機用のインバータが作動しているにもかかわらず、冷却ファンが連動していない空調機を発見しました。
このままではインバータが放熱できず、オーバーヒートしてしまう恐れがあります。
そのため冷却ファン本体を交換しました。
電源コネクタを抜き取り、ファン本体を電装盤から取り外します。
左が新品、右が撤去品です。
見た目にほとんど差はありませんが、撤去品のファンを手で回すとゴロゴロと音がしてスムーズに回転しません。
内部のベアリング不良の模様です。
新品取付の後、試運転を行います。
インバータと冷却ファンが連動していることを確認して作業完了です。
交換作業自体は簡単ですが、機器のオーバーヒートを防止する重要な部品ですので、故障の早期発見、早期対処が大切です。